腱板の腱線維が断裂した状態のことを肩腱板断裂といわれます。肩腱板断裂の発症年齢のピークは60代で、右肩に多いと言われております。
原因
加齢や繰り返される機会低刺激(肩の使いすぎ)、循環障害などが発症要因と言われております。外傷など(重いものを持つ、肩を打撲する、肩関節を脱臼する)によるケース(外傷性腱板断裂)も多いとされております。
主な症状
肩の運動障害(挙上困難)、運動痛、夜間痛が主な症状となります。痛みのため不眠をまねき、服の着替えなどにも支障をきたす場合もあります。筋力が低下し、主に外転位を保持できないことや外傷性腱板断裂の受傷後は、肩を自力で動かすことが困難となる場合もあります。
治療方法
基本的には患部周辺を入念に手技もしくは電気治療にておこないます。