よく発症する部位としては、下位の腰痛とされております。男女比は2対1で、20〜40歳代での発症が多いとされております。
原因
椎間板変性を基盤に、労働、スポーツ、外傷などによる不可が加わって発症するケールが多いとされております。また遺伝性の関与が指摘されております。喫煙に関しては症状がひどくなる原因と言われております。
主な症状
主な症状としては、腰痛、下肢痛、しびれなどがあります。痛みは激しく、運動が制限されます。筋力低下、感覚障害、歩行障害などをまねくことがありますので注意が必要です。
治療方法
腰椎椎間板ヘルニアの約80%は保存療法で軽快すると言われております。また保存療法で改善されないケースは手術療法(整形外科)が検討されます。重い神経障害(麻痺や膀胱直腸障害など)がある場合は早期に手術療法をおこなうことが望ましいいと考えられています。
保存療法
腰椎コルセットの装着や物理療法(温熱・低周波、超音波、電気マッサージ)などをおこないます。しかし痛みが強いケースは薬物療法(整形外科)などをおこなうことがあります。それでも改善が見られない場合は手術療法(整形外科)が望ましいとされています。