スポーツ活動中、趾首の捻挫、打撲等、様々な怪我に直面することが多いと思います。
怪我をした時点でいかに早く処置を行うかが、早期治癒の重大ポイントです。
その為、スポーツ活動をしているお子様、並びに親さん方にも応急処置の対応を少しでも頭の片隅にいれといて
頂きたいです。
まず怪我をしたときは、アイシングを必ずして下さい。
この処置をすることで、怪我の治り方が目に見える程違います。
足首を捻ったり、どこかぶつけて痛みが多少あってもたいがいの方が、めんどくさがってアイシングをされません。
お怪我された時は、騙されたと思ってアイシングだけでも構いませんので是非実践してみてください。
Rest(安静)、Ice(アイス)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)と応急処置時に必要な4つの処置の頭文字をとりRICE処置言います。RICE処置を損傷直後に適切に行うと、治癒を早め競技への復帰を後押しできます。
- Rest(安静)-スポーツ活動の停止
受傷直後から体内で痛めた部位の修復作業が始まりますが、患部を安静させずに運動を続けることでその作業の開始が遅れます。その遅れが結果的に完治を遅らせリハビリテーションに費やす時間を長引かせてしまいますので、受傷後は安静にすることが必須です。
- Ice(アイシング)-患部の冷却
冷やすことで痛みを緩和させることができ、また血管を収縮されることによって腫れや炎症を抑えることができます。
- Compression(圧迫)-患部の圧迫
適度な圧迫を患部に与えることで腫れや炎症を抑えることができます。
- Elevation(挙上)-患部の挙上
心臓より高い位置に挙上をすることで重力を利用し腫れや炎症を抑えることができます。